東川第三小学校の子供たちが『スタジオK&M』と『TOMTE』を見学に!
すっかりご報告が遅くなってしまいましたが、昨年、東川第三小学校の皆さんが、なんと『スタジオK&M』と『TOMTE』を見学に来てくれました!
とっても嬉しい出来事だったので、ここでお知らせしますね。
昨年はオープン以来初めてという忙しさで、ホームページのメンテナンスも出来ずに年を越してしまいました。今年こそは頑張って更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
さて、そんなわけですっかり報告が遅くなってしまいましたが、昨年、地元の東川第三小学校の皆さんが『スタジオK&M』と『TOMTE』を見学に来てくれました!
TOMTEにとっても嬉しい出来事だったので、ちょっぴり長くなりますが、ここでご紹介しますね。
『スタジオK&M』と『TOMTE』があるのは、北海道は東川町の第三地区という町の中心部から車で10分くらい離れた農村地区です。
ここに、全校生徒数が22名という東川第三小学校があります。
第三地区にはこの小学校の卒業生がたくさんいますが、最近は小学校の近くに出来た田園住宅という新しい分譲地に移住してきた子供たちもたくさん増えてきました。
といっても全校生徒22名ということからお判りのように、僻地校ですから運動会などは地域住民が参加して地区対抗で盛り上がるような“おらが小学校”という素敵な学校です。
その東川第三小学校の子供たちが授業の一環として、2009年の11/16に『スタジオK&M』へ工房見学に来てくれました。
3・4年生(全員で10名)が4グループに分かれ、町内でお店をしている人たちを訪ねるということで、子供たちに希望を募ったところ「TOMTEに行きたい」という声が上がったとのこと!
訪問したいという嬉しいお知らせを担任の先生からいただき、子供たち3名と引率の方1名の計4名が見学に来てくれました。
せっかく来てくれるのだから何か楽しい体験をと、当日『TOMTE』ではパンを作ってもらうことにしました。
あらかじめ仕込んでおいたバターロールの生地で、女の子2人は動物、男の子は雪だるま、引率の方はチューリップを作ることになり、みんな真剣に制作!
形が出来たパンを発酵させている間に、隣の『スタジオK&M』に移動。
家具を作る仕事について説明を受けて、質問も飛び出します。
木屑の埃も少々あびて納得したところで、TOMTEに戻ってパンの発酵状態を確認。
今度は、『TOMTE』の仕事についてのインタビューが始まりました。
用意された質問シートにしたがって要領良くインタビューは進みます。シートに無い質問もいろいろ飛び出して、時間いっぱいで終了。
この日、パンを焼くのには時間が足りなかったので、TOMTEが焼いて後で学校まで届けました。
完成したパン、どれも良く出来てるでしょう!
さて、このお店訪問にはまだまだ続きがあったんです。
見学が終わって2週間ほどたった頃、学校から見学の内容をまとめて子供たちが研究発表をするのでぜひ見に来て下さいというご案内をいただき、ちょっぴりドキドキワクワクしながら見学に行ってきました。
TOMTEが小学生の頃の発表といえば、模造紙か黒板に書いて、と相場が決まっていたので、そのつもりで行ってみたら・・・今は違うんですね!
ビデオを使ったり、お笑い顔負けのボケとつっこみでクイズ形式にしたりと、昔人間のTOMTEは驚きっぱなしです。
いよいよ『スタジオK&M』と『TOMTE』の発表の番。
なんと、ペープサート(紙人形劇)でインタビュー風景が再現されています!
『スタジオK&M』では長髪の紙人形(たぶん工房主宰のK?)が登場し、『TOMTE』ではギャルソンエプロン姿の人形(店主の私?)が登場。
更にテレビの画面らしい枠の中で、ワイドショーのようにリポーターとキャスターが登場して現場からの中継になっているのです。
見学に来た3人がそれぞれキャスターやリポーター役になって台詞を言うのですが、台詞を忘れてしまう天然ボケもあったりで全員に大うけ!
TOMTEもあまりのおかしさに、涙が出るほど笑ってしまいました。
子供たちの力作と熱演には本当に感激して、最後の感想を一言の時には「TOMTEにお金がたくさんあったら今日のペープサートをこのままテレビのCMにして流したいです」と言ったくらい、とっても素晴らしい発表でした!
当日手ぶらで行ってしまいせっかくの発表を記録できなかったので、無理を言って先生が撮影した画像を送ってもらい、ここでご紹介させてもらうことにしました。
東川第三小学校の皆さん、本当にお世話になりありがとうございました。
授業以外でも、ぜひまた気軽に、『スタジオK&M』と『TOMTE』に遊びに来て下さいね!